佐渡ロングライド210 2018年走行編
スタート準備
佐渡ロングライドの朝は早い。
早いっていうか、2時半起床・3時半出発(バス移動開始)ってなんなの…
宿泊地が両津、スタート地点が佐和田と、佐渡の東側から西側まで30km弱の道のりを移動する必要があるので、早朝に大会参加者輸送のシャトルバスが出ています。これに乗るわけです。
3時半だから真っ暗。星がキレイ・・・
自転車はどうするの?という感じですが、当日自走でスタート地点まで行く人もいるし、我々のようなシャトルバスで行く人は前日に保管所に自転車を預けています。
自転車を引き取り、スタート待機列に並びはじめます。この時点で4時すぎ。
自転車には各々、思い思いの機材を取り付けます。私の場合はサイコン以外にも…
- ActionCam(風景を撮るためさ!)
- ActionCamのコントローラー(ディスプレイで確認しながら撮れる!)
- SUUNTO(サイコンの調子が悪いので記録用)
など。ロングライドなのでバッテリー切れが怖いから、モバブも大容量タイプを持って走るよ!
あっ!ライトニングケーブル忘れた!!!!
※サイコンがiPhoneのGPS機能を使用するので、バッテリーの減りがいつもより早いため必須
スタート~相川AS
スタートは5時から。
朝焼けの海岸はとてもきれい。
AコースはA1~A3に分かれていて、A1はものすごく早い猛者たちが大半。我々はA2なのでA1のすごそうな人たちを見送ってから出発。
キレイに隊列を組んで走ります。
カメラで撮るとケツばっかりです。
えっ、てか今年みんなペース速くね?なんでそんな飛ばすの?まだ序盤なのに!
そうこうしてうちに、一つ目のAS(エイドステーション)、相川ASに到着。約20km地点です。
ここではお蕎麦や饅頭でおもてなしいただきました。
饅頭食ってたらCyclesports誌に激写されました。さすがカメラマンが撮影するといい感じっすね…
海岸からソフトクリームを求めて山登り
ここから先は景勝地。眺めのよい尖閣湾、外海府海岸を走りながら、Z坂を目指します。
が、一緒に走っていた先輩・同僚たちがあまりにも飛ばすのでついてゆけず、ついにトレインから離脱…自分のペースで走ることにしました。
Z坂は遠くから見ると山の上の方を走ってる人が見えるのですごい坂に見えますが、まあゆっくり登ればそこまででもなく。
上からはとても眺めがよいので、だいたいみんな写真撮ってます。
去年は両手でZを作ってはしゃぎました。今年は一人なのでそんなはしゃげず。
登ったあとは下り!海に向かって坂道を下る。このながいーながいーくだりーざーかをー♪
坂も終わってしばらく走ると、大野亀に到着。ここの景色はホントいいよね。一番好きなスポット。
ここも軽く丘を越えるんですが、上がったところにロッヂがあって、そこでソフトクリームをいただくのが毎年の恒例行事。
営業時間が年々早まり、おかげで毎年この写真が撮れています。
食ったら再始動。
このあとは、はじき野ASでおにぎりをひたすら食いまくる。さすが米どころ。うまいうまい。
そして両津港までひたすら走る…ここも海岸線。対岸の本州も見えるし、なんなら雪を被った妙高山も見える。
海めっちゃきれいじゃない?泳ぎたくなるよね!泳がないけどね!
で、100km地点の両津BSに到着。
弁当ステーション、略してBS
ここは毎年何かしら物議を醸し出す場所。
去年はバイキング形式にしたせいで長蛇の列、結局弁当にありつけなかった。今年もなんか列できてるけど…去年よりマシか…と思ってると、なんと選べる6種類のお弁当!なんでやねん!選択肢を与えるから自分らの首締めるんや!!!!
ブリカツのお弁当にしました。
先輩はここでマッサージを受けていた。私はというと、クリートを留めるネジがなぜがロストするという謎現象が発生していたのでメカニックのお兄さんに「ネジ余ってないッスか?」って聞いたら、1コ100円で提供いただきました。まあ、高いと感じるかどうかはアレ。
ここからは、恐怖の峠越えだよ…!
例年であれば、ここから先は延々と海岸線を走っていくんですが、今年は迂回ルート。峠越えです。
四の五の言ってても仕方ないのでえっちらおっちら、チマチマと登りはじめました。林の中の川のせせらぎ、このコース、割と嫌いじゃない。けど、坂道が全然終わらない…
ようやくてっぺん。
道が狭いので間隔調整されながら下山。
登ってるうちは「ヒルクライムしにきたんじゃねーよ!」って思ってたけど、下りはじめて景色にうっとり。
正直言って、一番景色いいんじゃないかここ…
このあとは延々と海岸線が続きます。
が、ここまでで散々海岸線を走っているので、もう今更「景色いいよね」とか思わないし、むしろ感情もなくひたすらペダル漕ぐマンになる。
あと、後半の峠2連発のことを考えると、小木港までの区間でとにかく時間を稼いでおかないと涙のタイムオーバーを迎えてしまうので、とにかく30km/hくらいのペースは保ちたいところ。
しかし!今年の!佐渡は!風がきつい!
向かい風がそこそこ吹いてるので、ペダルが重い…
これは一人で走るときついな、ということで適当な速度のトレインにお邪魔させてもらって風をしのぐ。ふう、楽。
そんなこんなで小木ASに到着。
たらい船と二本目のアイスクリーム
小木ASに着く前からずっと、「小木に着いたらアイスクリーム食べよう…」と思っていました。
海にアイスって画になるよね!
ASから少し歩いたところに売店があって売っているんですが、あまり表から見えないので知ってる人もほとんどおらず…アイス食ってたらロードバイク女子に声をかけられる始末。
「そのアイスってぇ、どこでもらえるんですかぁ〜?」
あ、売店で売ってますよ…あそこの…
「あ、買うんですか…」
なんでもらえると思ったのよ…みんな喰ってるならまだしも…
小木港と言えばたらい舟だそうです。
今年はいいペースで走ってるから、ちょっと乗っていこうかなとか思いましたが、さすがにアレなのでやめました。来年はちょっと挑戦してみようかな、時間調整して…
で、ここからはだるい坂道が続きます。
坂道の上の方から太鼓ではやし立てたり、悪魔おじさんが応援してくれてたりします。
ツーショット撮らせてもらいました。
まあ、だるいながらもこういういい感じの景色はあったりして、インスタ向け画像収集がはかどります。
最後のセーブポイント、素浜ASに辿り着く頃にはもう日が傾き始めています。
いやー、ここからがキツかった。最後の峠越えは特に景色映えもしないのにしんどいっていう…オマケに今年は風がホントキツイ。
市街地に入る前の最後の海岸線。トレインで走ってる時はそこそこスピード出てるのに、一人になるととたんに失速するっていう動画。
そしてようやくゴール!
今回のコースはこちら。途中、計測ミスって記録がロストしてるし…
来年は、小木港でたらい舟にも乗ってみようかな…